2010年07月27日

elegies

万葉集から近代まで、集めてみた。



先月2歳になったばっかりだった。

獣医さんも、「(まだ若いね)」と言っていた。

Helas,ってほんとに使うんだとぼんやり思った。


最後にお別れした時、病院で処理してもらったから
すごく冷たかったけど、でもまだふわふわしてた。
チンチラの血が濃かったのか、すごくいい毛並みしてたんだよ。
でもなでるといつも目を細めてた眉間が冷たくて。





「三輪山の山辺真麻木綿短か木綿かくのみからに長くと思ひき」(高市皇子)

「世間は 常かくのみとかつ知れど 痛き情は忍びかねつも」(作者未詳)

「出でて行く 道知らませば あらかじめ 妹を留めむ 関も置かましを」」(大伴家持)

「むすびつと見そむるほどもあらなくにはかなく消えし草の上の露」(土岐筑波子)

「なき魂のあるを恋しと思ひせば夢路にだにもたちかへらなん」(同)

「いはけなくいかなるさまにたどりてか死出の山路をひとりこゆらん」(同)

「若ければ道行き知らじ幣はせむ黄泉の使負ひて通らせ」(山上憶良)

「人はよし思ひ止むとも玉かづら影に見えつつ忘らえぬかも」(倭姫皇后)

「昨日こそ君はありしか思はぬに浜松の上に雲にたなびく」(大伴三中)

「あはれそのうきはて聞かで時の間も君にさきだつ命ともがな」(永福門院内侍)

「かなしさは我がまだしらぬ別れにて心もまどふしののめの道」(宗尊親王)

「いにしへを昨日の夢とおどろけばうつつの外にけふも暮れぬる」(同)

「とまる身はありてかひなき別れぢになど先立たぬ命なりけん」(阿仏尼)

「夢にさへたちもはなれず露きえし草のかげよりかよふ面影」(同)

「寝ても夢寝ぬにも夢の心地してうつつなる世を見ぬぞ悲しき」(雅成親王)

「うき世にはかかれとてこそ生まれけめことわりしらぬわが涙かな」(土御門院)

「かくてのみありてはかなき世の中を憂しとやいはむあはれとやいはむ」(源実朝)

「物いはぬ四方のけだものすらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ」(同)

「いかにせむ行方もしらぬ玉くしげふたたび逢はぬこの世なりけり」(飛鳥井雅経)

「なべて世のはかなきことをかなしとはかかる夢見ぬ人やいひけむ」(建礼門院右京大夫)

「今や夢昔や夢とまよはれていかに思へどうつつとぞなき」(同)

「我もいつぞあらましかばと見し人を偲ぶとすればいとど添ひゆく」(慈円)

「おのづからしばし忘るる夢もあればおどろかれてぞさらに悲しき」(藤原俊成)

「苔の下とどまる玉もありといふ行きけむ方はそこと教へよ」(同)

「世の中は見しも聞きしもはかなくてむなしき空の煙なりけり」(藤原清輔)

「ながらへばまたこの頃やしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき」(同)

「君こふるなげきのしげき山里はただ日ぐらしぞともになきける」(待賢門院堀川)

「それとなき夕べの雲にまじりなばあはれ誰かはわきてながめむ」(同)

「きのふまで吾が衣手にとりすがり父よ父よといひてしものを」(橘曙覧)

「今日のこのなげきさせむと同じ世に魂さへあひて生れきにけむ」(同)

「我もまた惜しとこそ思へ惜しと思ふ命は同じ命ならずや」(福田行誡)

「泣く宵は母が灯してなぐさめしその火のかげと見らんかなしも」(高橋残夢)

「追ひしきて取りかへすべき物ならばよもつひら坂道はなくとも」(香川景樹)

「言の葉にいひおくこともなかりけり忍ぶ草にはねをのみぞなく」(源重之)

「なよ竹のおのがこの世をしらずしておほし立てつと思ひけるかな」(同)

「なげきても言ひても今はかひなきを蓮の上の玉とだになれ」(同)

「水のおもに浮きたる泡を吹く風のともに我が身も消えやしなまし」(同)

「物をのみ思ひねざめの枕には涙かからぬ暁ぞなき」(源伸明)

「まづゆくを慕ひ慕ひてつひに皆とまらぬ世こそ悲しかりけれ」(同)

「ちぎりあれば夢にも逢ふと思ふにぞさめしうつつのたのみなりける」(祇園梶子)

「いづくにかあまがけるらん夢にだに見ること難き魂のゆくすゑ」(井上通女)

「きえぬ露しなぬ命のなき世とは誰かはしらで誰かしりたる」(契沖)

「先立たばなほいかばかり悲しさのおくるるほどはたぐひなけれど」(元政)

「南に事も夢の外なる世はなしと思ひしこともかきまぎれつつ

 無かひゐてたださながらの俤に一ことをだにかはさぬぞうき

 阿け暮れにありしながらのことわざも目の前さらに見る心地して

 弥ぬ世まで思ひのこさずとばかりも此の一ことを何にかふべき

 陀れに思ひ聞きてもみても驚かぬ世をばいつまで空たのみして

 仏たたびはめぐりあはむもたのまれずこの世を夢の契りかなしも」(後水尾院)

「いはざりし今ひとことの悔しさよ永きわかれのそれも形見を」(藤原惺窩)

「黒髪もながかれとのみ掻き撫でしなど玉の緒のみじかかりけん」(木下長嘯子)

「うつつとも夢ともわかん折までは亡き人を我が亡き人にせじ」(同)

「思ひつつぬる夜も逢ふとみえぬかな夢まで人やなき世なるらん」(同)

「すべて人をいかなる時にしのばざらんあはれ日又日あはれ夜また夜」(同)

「あらき風ふく夕暮はまづぞおもふ今よりたれにあてじとすらん」(同)

「まづ悲し花を見月をながめてもその面影はむかひ消えつつ」(同)

「いかになほ涙をそへて分け侘びむ親にさきだつ道芝の露」(宗良親王)

「我こそはあらき風をもふせぎしに独りや苔の露はらはまし」(同)

「さきだてし心もよしやなかなかに憂き世のことを思ひ忘れて」(北畠親房)

「思へただ常なき風にさそはれし歎きのもとは言の葉もなし」(頓阿)

「はかなしと思ひ知るとも今はただ命は夢にかかるなりけり」(同)

「くりかへし我が身のとがをもとむれば君もなき世にめぐるなりけり」(行尊)

「花とみし人はほどなく散りにけり我が身も風をまつとしらなん」(大江匡房)

「さみだれにあらぬ今日さへはれせねば空も悲しきことや知るらむ」(周防内侍)

「わかれにしその日ばかりはめぐりきていきもかへらぬ人ぞ恋しき」(伊勢大輔)

「今はただそよそのことと思ひ出でて忘るばかりの憂きこともがな」

「かたらひし声ぞ恋しき俤はありしそながら物も言はねば」

「はかなしとまさしく見つる夢の世をおどろかでぬる我は人かは」

「ひたすらに別れし人のいかなれば胸にとまれる心地のみする」

「身よりかく涙はいかがながるべき海てふ海は潮やひぬらむ」

「身をわけて涙の川のながるればこなたかなたの岸とこそなれ」

「なぐさめて光の間にもあるべきを見えては見えぬ宵の稲妻」

「もろともに苔の下にはくちずして埋もれぬ名を見るぞかなしき」

「るりの地と人も見つべしわが床は涙の玉としきにしければ」

「暮れぬなり幾日をかくてすぎぬらむ入相の鐘のつくづくとして」

「世の中に憂き身はなくてをしと思ふ人の命をとどめましかば」

「いかにせむいかにかすべき世の中をそむけば悲しすめばうらめし」

「置くと見し露もありけりはかなくて消えにし人をなににたとへむ」(和泉式部)

「逢ふことも今はなきねの夢ならでいつかは君をまたは見るべき」(中宮彰子)

「見るままに露ぞこぼるるおくれにし心も知らぬ撫子の花」(同)

「一こゑも君につげなむ時鳥この五月雨は闇にまどふと」」(同)

「つねよりもまたぬれそひし袂かな昔をかけておちし涙に」(赤染衛門)

「五月雨の空だにすめる月影に涙の雨ははるるまもなし」(同)

「おくれじと思へど死なぬ我が身かなひとりやしらぬ道をゆくらん」(道命)

「この世にはすむべきほどや尽きぬらむ世の常ならず物のかなしき」(藤原道信)

「朝顔を何はかなしと思ひけむ人をも花はさこそ見るらめ」(同)

「夕まぐれ木しげき庭をながめつつ木の葉とともにおつる涙か」(藤原義孝)

「言の葉にいひおくこともなかりけり忍ぶ草にはねをのみぞなく」(源重之)

「なよ竹のおのがこの世をしらずしておほし立てつと思ひけるかな」(同)

「なげきても言ひても今はかひなきを蓮の上の玉とだになれ」(同)

「水のおもに浮きたる泡を吹く風のともに我が身も消えやしなまし」(同)

「物をのみ思ひねざめの枕には涙かからぬ暁ぞなき」(源伸明)

「忘られてしばしまどろむ程もがないつかは君を夢ならで見む」(中務)

「時のまもなぐさめつらむ覚めぬまは夢にだに見ぬ我ぞかなしき」(藤原玄上女)

「かなしさのなぐさむべくもあらざりつ夢のうちにも夢と見ゆれば」(大輔)

「わびぬれば今はと物を思へども心に似ぬは涙なりけり」(同)

「夢かとぞわびては思ふたまさかに問ふ人あれや又やさむると」」(藤原朝忠)

「まだ知らぬ人もありける東路に我も行きてぞ住むべかりける」(藤原実頼)

「おくれゐて啼くなるよりは葦鶴のなどて齢をゆづらざりけむ」(同)

「君をまたうつつに見めや逢ふことのかたみにもらぬ水はありとも」(元良親王)

「かくばかりおつる涙のつつまれば雲のたよりに見せましものを」(伊勢)

「もろともにありし昔を思ひ出でて花見るごとにねこそ泣かるれ」(同)

「見し人の松の千とせに見ましかば遠く悲しき別れせましや」」(紀貫之)

「寝ても見ゆ寝でも見えけりおほかたは空蝉の世ぞ夢にはありける」(紀友則)

「ぬるがうちに見るをのみやは夢といはむ儚き世をもうつつとはみず」」(壬生忠岑)

「瀬をせけば淵となりてもよどみけり別れをとむるしがらみぞなき」(同)

「ふぢ衣はつるる糸はわび人の涙の玉の緒とぞなりける」(同)

「さきだたぬ悔いの八千たび悲しきは流るる水のかへりこぬなり」(閑院)

「空蝉はからを見つつもなぐさめつ深草の山けぶりだに立て」(勝延)

「白玉かなにぞと人の問ひし時露とこたへて消なましものを」(在原業平)

「すゑの露もとのしづくや世の中のおくれさきだつためしなるらむ」」(僧正遍照)

「泣く涙雨とふらなむ渡り川水まさりなばかへりくるがに」(小野篁)

「水のおもにしづく花の色さやかにも君がみかげの思ほゆるかな」(同)

「玉づさの妹は玉かもあしひきの清き山辺に撒けば散りぬる」」(詠み人知らず)

「かなし妹をいづち行かめと山菅の背向に寝しく今し悔しも」(同)

「生き死にの二つの海を厭はしみ潮干の山を偲ひつるかも」(同)

「言問はぬ木すら妹と兄ありといふをただ独り子にあるが苦しさ」(市原王)

「うつつには逢ふよしも無しぬば玉の夜の夢にを継ぎて見えこそ」(大伴旅人)

「愛しきよしかくのみからに慕ひ来し妹が心のすべもすべ無さ」(山上憶良)

「大野山霧立ちわたる我が嘆く息嘯の風に霧立ちわたる」(同)

「常磐なすかくしもがもと思へども世の事なれば留みかねつも」(同)

「礫にも投げ越しつべき天の川隔てればかもあまたすべなき」(同)

「かくのみや息づき居らむあら玉の来経ゆく年の限り知らずて」(同)

「慰むる心は無しに雲隠れ鳴きゆく鳥の音のみし泣かゆ」(同)

「川風の寒き泊瀬を嘆きつつ君が歩くに似る人も逢へや」(山前王)

「岩代の野中に立てる結び松心も解けずいにしへ思ほゆ」(長奥麻呂)

「磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど見すべき君が在りと言はなくに」(大伯皇女)

「山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく」(高市皇子)

「あかねさす日は照らせれどぬば玉の夜渡る月の隠らく惜しも」(柿本人麻呂)

「こもりくの泊瀬の山の山の際にいさよふ雲は妹にかもあらむ」(同)

「朝夕に音のみし泣けば焼き太刀の利心も我は思ひかねつも」(氷上大刀自)

「北山にたなびく雲の青雲の星離り行き月も離りて」(持統天皇)

「君が目の恋ほしきからに泊てて居て斯くや恋ひむも君が目を欲り」(天智天皇)

「本毎に花は咲けども何とかも愛し妹がまた咲き出来ぬ」(野中川原満)

「今城なる小丘が上に雲だにも著くし立たば何か嘆かむ」(斉明天皇)

「射ゆ鹿猪をつなぐ川辺の若草の若くありきと我が思はなくに」(同)

「飛鳥河水漲ひつつ行く水の間も無くも思ほゆるかも」(同)

「山越えて海渡るともおもしろき今城の中は忘らゆましじ」(同)

「水門の潮のくだり海くだり後ろも暗に置きて行かむ」(同)


posted by くらぽー at 21:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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